「Trusted Web の実現に向けたユースケース実証事業」で登壇しました

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2022.11.01

2022年10月12-13日、デジタル庁主幹の公募「Trusted Webの実現に向けたユースケース実証事業」に採択された各事業者によるユースケース紹介が行われ、イノラボメンバーの戸田が登壇いたしました。

今回の採択案件は「中小法人・個人事業者を対象とする補助金・給付金の電子申請における「本人確認・実在証明」の新しい仕組み」です。イノラボを含む「電通・ISID パブリックDXコンソーシアム」が本案件を進行しています。


電通グループは長年に渡り中小法人・個人事業者向けの補助金・給付金事務局を担ってきました。その中で特に課題とされているのが、申請者の「本人確認と実在証明」です。中小法人・個人事業者の把握・捕捉のしづらさが、補助事業者等による不正や、その確認行為に伴う事務局の審査コストの増加、そして、煩雑な申請手続きにつながっているとも考えられます。

そこで本ユースケースでは、中小法人・個人事業者の「本人確認・実在証明」を、Trusted Web(※)技術により明確に把握できる新しい仕組みづくりを目指します。


※Trusted Webとは
内閣官房 デジタル市場競争本部が2021年3月に発表した「Trusted Webホワイトペーパー ver1.0」の中で提唱される「Webで流通される情報やデータの信頼性を保証する仕組み」に関する概念のこと