スポーツ/ヘルスケア

2023.09.11


実証実験結果掲載 “オフィス環境改善による座りすぎ解消効果”の実証実験結果が“第2回健康づくりのための身体活動基準・指針の改訂に関する検討会”の資料に参考情報として掲載

イノラボが行った“オフィス環境改善による座りすぎ解消効果”の研究に関する実証実験が、2023年8月31日に開催された「第2回健康づくりのための身体活動基準・指針の改訂に関する検討会」の資料に参考情報として掲載されました。 掲載された本実証実験は、オフィスワーカーの重要な健康課題である「座りすぎ」に着目し、オフィス環境改善による0次予防の有効性を明らかにしました。さらに、人工知能(AI)を用いた画像解析技術によりオフィス内の活用スペースを特定し、今後のオフィス環境づくりに役立つ知見を示しました内容となっています。 第2回健康づくりのための身体活動基準・指針の改訂に関する検討会の資料はこちら(事例9) 当社における、“オフィス環境改善による座りすぎ解消効果”の研究の詳細については、こちらをご覧ください。

実証実験結果掲載 “オフィス環境改善による座りすぎ解消効果”の実証実験結果が“第2回健康づくりのための身体活動基準・指針の改訂に関する検討会”の資料に参考情報として掲載

スポーツ/ヘルスケア

2022.10.28


メディア掲載 電通報 - VRは病を癒す一手となるのか。幻肢痛VR遠隔セラピー開発秘話

イノラボと株式会社KIDSで開発を進めている「幻肢痛VR遠隔セラピーシステム」。KIDS代表の猪俣氏と、イノラボ 岡田が本システムについて語りました。 電通報でご覧ください。 事故や病気で手足を失った人の多くが体験する、欠損またはまひした手足がこれまで通り存在する(幻肢・げんし)かのように感じ、その幻の手足が痛む難治性の病「幻肢痛」。痛み方は人それぞれで、原因解明や治療薬の研究も進んでいません。 その幻肢痛に苦しむ当事者でもあり、VR技術を活用した幻肢痛セラピーシステムの開発を進めるKIDS代表の猪俣一則氏は、2019年夏、VRの遠隔コミュニケーションを研究していた電通国際情報サービス(ISID)のオープンイノベーションラボ(以下、イノラボ)に所属する岡田敦氏と出会いました。両者の知見を持ち寄りスタートした遠隔での幻肢痛セラピーシステム「幻肢痛VR遠隔セラピーシステム」。その開発の背景や具体的な取り組み、VR技術の今後の可能性などについて、猪俣氏と岡田氏に話を聞きました。 記事の続きは電通報をご覧ください。

メディア掲載 電通報 - VRは病を癒す一手となるのか。幻肢痛VR遠隔セラピー開発秘話

2019.10.15


“子どもがどのスポーツに向いているか”をAIがリアルタイムに提案する「DigSports」を山形県「旧長井小学校第一校舎」に納入 ~公共施設への導入は全国初!学びと交流の拠点で子どもたちの可能性を発掘~

DigSportsは、身体計測や体力測定の結果をもとに、一人ひとりの長所をAIが分析し、オリンピック種目を含む74種類の競技の中から、どの競技に向いているかを提案するシステムです。大型モニターに、計測記録がリアルタイムに表示されるなど、誰でも楽しくチャレンジできるインターフェースを備えており、運動が苦手な子でも、楽しみながらスポーツに目覚めるきっかけをつくることができます。今年8月の販売開始以来、香川県への常設導入や、各地でのスポーツイベントで使用され、大変好評を得ています。 DigSportsを導入した旧長井小学校第一校舎は、昭和8年に建築された木造の小学校校舎を集客施設にリノベーションしたもので、長井市における「学び」と「交流」のシンボル拠点となっています。同施設では、10 月 12 日(土)に行われたイベントを皮切りに、今後約半年間、DigSportsを体験できる催しが毎月実施される予定です。 詳しくはこちら

“子どもがどのスポーツに向いているか”をAIがリアルタイムに提案する「DigSports」を山形県「旧長井小学校第一校舎」に納入 ~公共施設への導入は全国初!学びと交流の拠点で子どもたちの可能性を発掘~

2017.04.17


ISID、子どもの運動能力を測定し、適性種目を判定する「DigSports」を開発

株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:釜井 節生、以下ISID)のオープンイノベーションラボ(以下イノラボ)は、全日本スキー連盟フリースタイルスキーのフィジカルコーチであり、スポーツトレーニング専門家である遠山健太氏の協力の下、子どもの運動能力をITで自動測定し、一人ひとりに適性のあるスポーツ種目を判定するシステム「DigSports(ディグスポーツ)」を開発しました。今後はさらに機能強化を図り、教育機関、自治体、スポーツ教室などを対象に一般公開していく予定です。 開発の背景とねらい 2020年に向けてスポーツへの関心が高まる中、政府は、トップアスリート強化だけでなく、子どもからシニアまですべての国民を対象にスポーツを通した健康増進に取り組んでいます。スポーツ庁が全国の小中学生を対象に実施している「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」によれば、「運動習慣」と「体力」、あるいは「運動やスポーツへの意識」と「体力」は相互に関連することが明らかになっており、運動の習慣化や運動・スポーツに対する肯定的な意識を高めることが、体力向上への取り組みに重要とされています。一方、同調査では、運動やスポーツが「嫌い」の割合が、2014年度以降増加し続けていることも指摘されています。※1 こうした状況を踏まえ、イノラボでは、子どもが早い時期に自分に合ったスポーツを見つけることが、運動への意欲向上や運動の習慣化につながり、将来アスリートを目指すきっかけとなったり、あるいは生涯楽しめるスポーツと出会うことができるのではないかという仮説の下、DigSportsを開発しました。 DigSportsは、子ども達のスポーツへの取り組みを増進するとともに、スポーツを通した成長を促す仕掛けとして開発した運動能力測定システムです。モニターに映る自分の姿や記録を確認しながらチャレンジすることで、子ども達が楽しんで取り組めるほか、大がかりな施設や多数の記録員を必要としないため、何度も利用して、運動能力の向上をきめ細かく記録することが可能となります。また、専門家の知見に基づいた最適なスポーツ種目の推定を行うことにより、子ども達が自分の可能性に気づき、高い意識でスポーツに取り組んでいくことが期待できます。 システムの特徴 DigSportsは、利用者の動きを3次元で検知するセンサー群、大型モニター、独自の測定・分析プログラムで構成されるシステムです。主な機能と特徴は次の通りです。 1)運動能力測定機能 身体測定(身長、腕の長さ、足の長さ、座高、肩幅)とともに、文部科学省の新体力テスト※2に採用されている5項目(反復横跳び、垂直跳び、50メートル走、ボール投げ、持久走)の測定を自動で行います。狭いグランドや屋内でも計測できるよう、50メートル走、ボール投げ、持久走については、遠山氏監修の下イノラボが開発したアルゴリズムに基づき、モニター前での動きから記録の推定を行います。例えば、50メートル走は、利用者の足の長さと垂直跳びの結果から「推進力」を計算し、モニター前での足踏み動作からタイムを推定します。  2)運動能力評価および最適なスポーツ種目の判定機能 「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」と同様の5段階判定を行います。さらに、遠山氏の考案したスポーツ適性診断メソッドを応用して、一人ひとりに適性があると推定されるスポーツ種目を判定します。対象となるのは、野球やサッカーなどオリンピック種目を中心とした50種目で、身体特徴(身長、手足の長さ等)、運動能力(瞬発力、俊敏性、脚力等)に応じて、適性が高い種目を判定します。 DigSports のシステム構成 DigSports から出力される測定結果 今後に向けて イノラボは、2011年4月の発足以来、先進テクノロジーをビジネスや暮らしに役立つサービスとして展開することをミッションに、「地方創生」「スポーツ×IT」等の分野で様々な実証実験やプロトタイプ開発に取り組んでいます。今後は運動能力の測定精度向上とともに、子どもの運動能力の成長予測機能、運動能力向上プログラム提案機能などの開発をはかり、DigSportsの実用性をさらに高めてまいります。 遠山健太氏略歴 全日本スキー連盟フリースタイルチームのフィジカルコーチ、一般社団法人健康ニッポン代表理事、一般社団法人子ども運動指導技能協会(CATEA)の理事等を兼任するスポーツ・トレーナー界の第一人者。全米認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(CSCS)、adidasファンクショナルトレーニング教育トレーナーの資格保有。株式会社ウィンゲート(所在地:東京都板橋区)代表取締役社長。著書に“わが子の潜在力を開花させる「スポーツ子育て論」”(アスキー新書)、“ママだからできる運動神経がどんどんよくなる子育ての本”(学研プラス)がある。1974年生まれ。 ※1「平成28年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」(2016年12月 スポーツ庁公表)をもとに、ISIDが抜粋・要約。 http://www.mext.go.jp/sports/b_menu/toukei/kodomo/zencyo/1380529.htm ※2新体力テスト:文部科学省が国民の体力・運動能力の現状を明らかにするとともに、体育・スポーツの指導と行政上の基礎資料を得ることを目的に、毎年実施している調査。1999年度より、従来の「体力・運動能力調査」の内容を全面的に見直して導入された。  

ISID、子どもの運動能力を測定し、適性種目を判定する「DigSports」を開発